スキップしてメイン コンテンツに移動

『ONE 〜輝く季節へ〜』レビュー④(全ヒロイン編)

Key節が恋しくなってCLANNADアニメを見返すなどしていた。
今でも絵柄で作監がわかるのが怖い…。

さて、全ヒロインの攻略が終わったので簡単にネタバレ感想を書いていく。

(茜ルート前編はこちら
(茜ルート後編はこちら

澪ルート


俺、実は昔出会ってた系のヒロインが好きなんだ(一ノ瀬ことみファン感)
まさか澪がそうだったとは露知らず。
年が明けてからもほのぼのした展開が続いていたので、クリスマスからジェットコースターだった茜ルートがしんどかったんだなと思った。
そして茜とは違って澪が芯の強い子でこちらが救われる。
最後の体育館のシーンで澪への気持ちが溢れてくるところがすごくよかった。
(そのまま冷たい床に横たえて…という描写もとてもよかった)

留美ルート


一番最初にクリアするべきだったで賞。
ツンデレ系(というか怒りっぽい子)にあまり食指が動かないのでどうかなーと思いながらプレイしたが、これがびっくりするほど健気女子。
怒りっぽいのもまあ、そもそも主人公が怒られるようなことをしすぎなので…。
主人公が好きな音楽だと思い込んでデスメタルを聞いたり、クリスマスのお誘いにぬか喜びしたり、いやほんとに健気も健気。
女の子として幼いという理由もなるほどな、と思わされる。
最初から最後まで青春のキラキラが感じられていいルートだった。
主人公は土下座して謝ったほうがいい。

繭ルート

留美・瑞佳のファインプレイが輝いていた。サブヒロインが活躍するルートがあるというのも何だかKeyらしい。

瑞佳のこの差分かわいくて好き。
(どうでもいいけど今まで瑞佳たちのクリスマスパーティに参加しない留美を見てきたので、ここでついに参加してくれて嬉しかった)
小難しい言葉で喋る繭がツボで毎回スクショを取ってしまった。
というかONE、思わず笑ってしまうシーンが結構あって悔しい。

しかし繭ルートは日記がな…日記があかんやろ…。
お母さんもあかん…ずるい…。

みさき先輩ルート


あっ……すき……。
クリスマス…新年…卒業式…最後までじっくり読まされてしまった。
スクショがこれしかなかったくらいだった。ちょっと泣いた。
年賀状は住所教えるところまでは本気で何も思わなくて、スチル出てはじめて「あっ」と思わされ…。
最後図書館に本を返しに行くシーンもよかったなあ。
主人公が自分の好意に気付くタイミングが早いので(あと留美・繭ルートのあとにやったのもあって)全体的に優しい世界だった。
そしてみんなが主人公を忘れていく描写が一番丁寧で、泣ける。
主人公のいなくなるタイミングが留美に次いでひどいのでまた泣ける。
お前…お前…みさき先輩を家まで送り届けるのがお前の仕事だろ…!!
シナリオとしては一番好きかも。茜を最初にクリアしてしまったのが悔やまれる。


あれっそういえば深山さん、澪ルートでは部長としてサポートしてくれたけどみさき先輩ルートでは会いませんでしたね。

瑞佳ルート

このクソ男!!!!!!の一言に尽きる。
お前(主人公)の言いたいことはわかる、麻枝氏の表現したかったこともわかる、だがお前はクソ男だ。
しかしえいえんのせかいの秘密がもっと明かされるかと思ったらそんなことはなかったぜ。
主人公と付き合ってることを実感しては嬉しそうにする瑞佳がひたすらかわいいルート。
主人公は土下座して謝れ。

まとめ

隠しルートの氷上シュン(何で男子なんだろう。時代的にカヲルくんの余波?)含めて、全クリまで11時間くらい?
凝った演出がないからスキップがサクサクなのは古いゲームのいいところ。
最近の作品と比べるとさすがに色んな面で見劣りするが、シナリオにはやはりKeyらしさがあるので、私のように今からプレイしようという人はラノベを読むくらいの気持ちでプレイするといいかもしれない。
おすすめ攻略順は留美→繭→澪or瑞佳or氷上→みさき先輩or茜。これはガチで。
攻略制限がない場合は本命の子から攻略するのがポリシーなんだけど、時々改めたほうがいいかなという気にはなる…。

お次はどうしよう。やっぱり鍵と来たら葉かな。
「天使のいない12月」か実はやったことない「うたわれるもの」か…。
今月中にはプレイ開始したいなーと思っているので、決まったらまた。

コメント