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『ONE 〜輝く季節へ〜』レビュー①(共通ルート)

トップバッターはONE 〜輝く季節へ〜

会社こそ違うが実質『Kanon』の前作、泣きゲーの草分け的存在として有名な本作。
といっても、あらすじは知らない。
Keyらしい学園ラブコメで、たぶん中盤不思議な現象が起きて誰か消えちゃったりするんだろう。
というふんわりした認識。

選んだ理由はこんな感じだ。
・ギャルゲーを知った頃に触れたブランドなのでKey作品には思い入れがある。
・奈須きのこをはじめとする色んなライターが影響を受けたらしい。
・当時にしては珍しく視覚や発話にハンデのあるヒロインがいる。

余談だが私がアダルトゲームを好きな理由の1つに「表現規制が緩いおかげで、一般タイトルでは腫れ物扱いされがちなテーマにも切り込める」というのがある。
ハンディキャップもそうかも。

DMM・DLsiteともに現在ダウンロード可能なのはフルボイス版。
初版発売日は1998年5月29日とのこと。
つまり21年前のゲーム。えっ、こわ……。

価格は税込2,880円。大抵の10連ガチャよりも安い。買います。


買いました。

シナリオ初日は1998年11月30日。
1998年の衝撃はともかく、冬の日常を過ごし、クリスマスくらいに何か事件が起きて、年明けか学期終わりの3月にエンディングを迎えるゲームなんだろう、たぶん。


感動ポイント①
幼馴染のメインヒロインが起こしに来る。



感動ポイント②
投稿中に女の子と衝突したと思ったら転校生だった。

やばい、最序盤から絶滅危惧種がタッグを組んでやってきたぞ……!!

メインヒロインが長森瑞佳(ながもりみずか)。
ツインテ転校生が七瀬留美(ななせるみ)。
主人公のちょっかいのかけ方が破天荒すぎて元祖Key主人公を感じてしまう。

ちなみに癖の強い「いたる絵」だが、私は特に気にならない。
この時代は対象年齢低めの少女漫画チックでむしろアリなのでは?
(といいつつ留美衝突時のスチルはうん…と思ったが、まあ序盤なので)

瑞佳と昼食を取ったり留美に授業中ちょっかいをかけたり、しばらくは日常を過ごしつつ個性豊かなヒロインたちと出会っていく模様。


あ、初回ルート誰狙うか決まりましたわ。
私は感情表現希薄でコミュニケーションに難があるけど誰よりも一途なヒロインが死ぬほど好きだ。色素が薄いと尚良し。

雨の中寂しげに佇む金髪おさげの美少女はクラスメイトの里村茜(さとむらあかね)。
基本消え入りそうな声で「はい」「嫌です」しか言ってくれない。
かわいい。すごくかわいい。


屋上で出会ったのは先輩の川名みさき(かわなみさき)。
本人も上で言っているとおり、目が見えない。

瑞佳・留美に対しては傍若無人な振る舞いをする主人公が、どう接したらいいか戸惑ってて意外だった。


勝手にどっか行った先輩を探しに来たお友達の深山雪見(みやまゆきみ)。
非攻略対象キャラらしい。かわいいのに残念。
みさき先輩ルートでは彼女に認めてもらわなきゃいけないんだろう、たぶん。


ちなみにKeyなので(Keyではないけど)たまにこういうポエムタイムが挟まる。
1周目ではよくわからないので2周目以降ゆっくり読みたいと思う。


(照れ顔もかわいい)とのお弁当イベントを発生させたりしながら、

まだまだ出てくるヒロインたち。
この椎名繭(しいなまゆ)ちゃんはロリ枠ですね。
死んだペットの名前のはずなのに口癖のように「みゅー」と言う。
この年にしてKeyヒロインの貫禄…!!(というか麻枝氏っぽい)
ペットがフェレットなのが1998年を感じさせる。今なら無難にうさぎとかになりそう。


ロリ枠っぽいけどこちらは後輩の上月澪(こうづきみお)。
食堂でみさき先輩(実は大食い)と昼食を取っていると出会う。茜は?

当然ながら、スケッチブックに文字を書く澪の会話スタイルは目が見えないみさき先輩に通用しないので、

主人公と澪が話しているときはみさき先輩のかわいい反応を見ることができる。

それでも主人公を通して何とか会話してるところが微笑ましい。
ヒロイン同士の仲が良いのはとてもいいことだと思う。私は一ノ瀬ことみルートが大好きです。

以上6名がONEのヒロイン。
第一印象から決めていたので初回は茜ルート一直線だが、みさき先輩と澪もかわいいので気になっている。
瑞佳には最後まで待っていてほしい。Key的に考えて。


というわけで今日は茜と下校するぞー!

最後に、私が最も1998年を感じたスクショをペタリ。

天気予報電話サービスは177だそうです!!(ググった)

(茜ルート前編はこちら
(全ヒロイン編はこちら

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