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『ONE 〜輝く季節へ〜』レビュー③(茜ルート後編)

(茜ルート前編は こちら ) 年明けのあの日以降は茜と話すこともないまま、事件が起きる。 茜が学校に来ていない。 休むという連絡も入っていない。 一方で この学校に来てはいけない柚木詩子が当たり前のようにいる 。 まあせっかくだから情報を聞き出そうとばかりに、いなくなった茜の幼馴染について詩子に尋ねる主人公。 あー……。 まあ、要は知らないということだ。 このあと雨の中学校を飛び出し、茜を探しに行ったが見つけることはできなかった。 そして再び時間が過ぎて、 何言ってんだお前。 何も問題解決してないんだけど。 ですよね。 知ってた。 それでもデートの待ち合わせに向かったが、一向に茜は現れない。 っていうか…これ…。 あ……。 ……。 まさかの初回BAD END。 すみませんONEなめてました。 どこで間違えたんだとセーブデータを遡るもよくわからず、結局最初からやり直したりして1時間経過。 あーよかった展開に変化があった!! 途中他ヒロインのBAD ENDも踏んだ気がする やっぱり学校に来なかった茜は迎えに行かないといけない。 結局直前の詩子との会話をミスっただけのようで、正しい選択肢を選ぶと学校を出るとき詩子が応援してくれた。わかりにくいよ柚木詩子。 雨の中いつもの場所で濡れている茜を保護。 こんなになるまで思い詰めて…茜…。 主人公によると、ここで叔母さんが大活躍。 2人を車で拾い上げ、自宅に連れて帰り、茜の服を着替えさせ、また仕事に戻ったという。 茜が目覚めたときは主人公と2人きりだったわけだが、さすがにショック状態の茜をどうこうする気はない。私には。 主人公にはあった。 来ない幼馴染を待ち続ける茜の目を覚まさせるため、きっぱりと言い放つ。 「お前はふられたんだ」と。 よし、ここまで来たなら行けっ、抱きしめろ!!! 傷ついた心を癒やしてやれ!!!! と拳を握って応援したのだが、空振りだった。 茜は帰って行った。 そしてトラウマになりそうなあれが再び。 返事もこれ。 同じ展開だが、さっきのイベントのおかげで少しニュアンスが違って聞こえる。 この「嫌」は「いい」の「嫌」だな、うん。 合ってた!!!!!!!!!!!! ありがとう茜!!!

『ONE 〜輝く季節へ〜』レビュー②(茜ルート前編)

共通ルートで何となくフラグ回収をしているうちに態度が軟化してきた茜。 困った顔もかわいい。 放課後に茜と出掛けようとしたら澪がきらきらした目で見てきました。 人懐っこい子だから他ヒロインと絡むことが多いのかな。 それはともかく同級生の主人公に対しても基本敬語な茜がたまに覗かせるタメ語、いいぞ。 茜の長い髪を編ませてもらう澪(なおヘタクソ)。 いいぞ。 茜は無口だけど冷たいわけじゃないのがとてもいい。 初対面から決めすぎていて説明をすっ飛ばしていたが、茜はなぜか雨の日になると傘を差して空き地に佇んでいる不思議ちゃんだ。 一緒に昼食を取り、一緒に下校するようになってもなかなか理由を明かしてくれない。 ただピンク地に水玉の傘が印象に残り続ける。 そうこうしているうちに期末テスト週間に入り、クリスマスが近付く。 茜は別に勉強が得意というわけではなく、「英語は苦手です」などと不安げな様子を見せてくれるのが等身大でとてもいい。 茜にクリスマスプレゼントはあげられるのだろうか? 放課後に寄った商店街で茜が立ち止まったのは大きなぬいぐるみが飾られているショーウィンドウ。 仕方ないなあ買ってやろう…と思ったらまさかの50万。 どんなぬいぐるみだよ。 茜には諦めてもらい、すごすご帰ることに。 学期末目前にして突然の新キャラ。 無視しようとしたが茜の幼馴染らしいので無視できず。 茜の幼馴染らしいので仲良くしなければならないのだが、主人公とはそりが合わない模様。 他校生のくせにずかずか学校に上がり込み、外堀を埋めていく幼馴染。 名前を書き忘れていたが柚木詩子(ゆずきしいこ)という名前らしい。 最近茜の顔を見ていないとかで心配して押しかけてきた生粋のお節介焼き。 しかしこのタイミングで現れたということは、クリスマスに向けて主人公と茜の関係を取り持ってくれるにちがいない。 期待してるぞ柚木詩子。 あっ、みんなでパーティするパターンかぁ…。 それも「パーティしたいから主人公の家貸せ」という涼宮ハルヒ並の強引さ。 いやしかしファインプレイだ柚木詩子。これで茜を家に呼び込める。 この日は終業式で、明日からは冬休み。何をしても平気というものである。わくわく。 って茜!? 今そういう伏線っぽいセリフはや

『ONE 〜輝く季節へ〜』レビュー①(共通ルート)

トップバッターは 『 ONE 〜輝く季節へ〜 』 。 会社こそ違うが 実質『Kanon』の前作、泣きゲーの草分け的存在 として有名な本作。 といっても、あらすじは知らない。 Keyらしい学園ラブコメで、たぶん中盤不思議な現象が起きて誰か消えちゃったりするんだろう。 というふんわりした認識。 選んだ理由はこんな感じだ。 ・ギャルゲーを知った頃に触れたブランドなのでKey作品には思い入れがある。 ・奈須きのこをはじめとする色んなライターが影響を受けたらしい。 ・当時にしては珍しく視覚や発話にハンデのあるヒロインがいる。 余談だが私がアダルトゲームを好きな理由の1つに 「表現規制が緩いおかげで、一般タイトルでは腫れ物扱いされがちなテーマにも切り込める」というのがある。 ハンディキャップもそうかも。 DMM・DLsiteともに現在ダウンロード可能なのはフルボイス版。 初版発売日は1998年5月29日とのこと。 つまり 21年前のゲーム 。えっ、こわ……。 価格は税込2,880円。大抵の10連ガチャよりも安い。買います。 買いました。 シナリオ初日は1998年11月30日。 1998年の衝撃はともかく、冬の日常を過ごし、クリスマスくらいに何か事件が起きて、年明けか学期終わりの3月にエンディングを迎えるゲームなんだろう、たぶん。 感動ポイント① 幼馴染のメインヒロインが起こしに来る。 感動ポイント② 投稿中に女の子と衝突したと思ったら転校生だった。 やばい、最序盤から絶滅危惧種がタッグを組んでやってきたぞ……!! メインヒロインが長森瑞佳(ながもりみずか)。 ツインテ転校生が七瀬留美(ななせるみ)。 主人公のちょっかいのかけ方が破天荒すぎて元祖Key主人公を感じてしまう。 ちなみに癖の強い「いたる絵」だが、私は特に気にならない。 この時代は対象年齢低めの少女漫画チックでむしろアリなのでは? (といいつつ留美衝突時のスチルはうん…と思ったが、まあ序盤なので) 瑞佳と昼食を取ったり留美に授業中ちょっかいをかけたり、しばらくは日常を過ごしつつ個性豊かなヒロインたちと出会っていく模様。 あ、初回ルート誰狙うか決まりましたわ。 私は感情表現希薄でコミュニケーションに難があるけど誰よりも一途